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家棲妖 三篇

水流し Nさんの実家では時たま、誰も触っていないのに水道の水が流れることがあるそうだ。 初めのうちは認知症のおばあさんが閉め忘れているのだろうと家族の皆が思っていた。 ところがあ

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愛痕

彼女は穿いていたロングスカートを太ももまでたくし上げて、それを見せてくれた。 青黒くて縦に長い円形の痣。   かつて彼女は人の道に外れた恋をしていたという。 「噛み癖の

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寂しい女

今はごく普通の主婦であるKさんがまだ大学生だった頃、彼女は割と「軽い方」だったらしい。 「それなりに彼氏もいたんだけど、声かけられたらふらーっとついて行ってたんだよね」 その日、

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