洗骨

ベトナムの農村部では今でも土葬が行われている地域がある。

ただ、土葬とは言っても遺体を白骨化させる為の手段であり、数年経ったら掘り起こして骨を別の場所へと移すのだ。
ちなみに埋めてから掘り起こすまでの期間は、早く白骨化しそうな土地なら三年、長引きそうな土地ならば四年と決まっているそうだ。これは大体の期間なので、日付をきっちり管理しているというわけではないらしい。

(後日別のベトナム人に聞いたところ、「大きい人より小さい人の方が期間が短い」と教えてくれた。土地だけでなく埋葬される遺体の大きさにもよるそうだ)

しかしながら掘り起こす時間帯に関しては明確なルールがある。

それは、午前二時から四時まで。
埋めた場所から骨を取り出し水洗いしてから箱や壷に入れて、それを納骨堂のような場所に納める。これら全てを二時間で行う。

「それ以外の時間は死人の時間ではありませんから」

ベトナムの深夜二時から四時。
死んだ人と共有できる大事な時間帯である。

 

土葬

 埋める場所は特に指定されているわけではなく、家の庭や畑に亡くなった家族を埋めることもあるそうだ。当然ながら「ものすごく臭い」らしい。
 ベトナムでは近年、多くの地域で土葬が禁止されているため、最近ではごく限られた場所でしか土葬は行われていない。

 

 

 

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